何セット?何分?初心者が知っておきたい“サウナのルール”

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“ととのう”って?サウナの基本ステップとコツ

サウナブームの広がりとともに、「サウナってどう入ればいいの?」「何分が正解なの?」という声をよく聞きます。 実はサウナの入り方には基本のルールがあり、それを知っておくと“気持ちよさ”がぐっと高まります。

この記事では、サウナをもっと気軽に、そして安全に楽しむための「入り方」と「頻度」について、初心者でも分かりやすく解説します。 貸切風呂などのプライベートサウナの魅力も紹介しますので、初めての方もぜひチェックしてみてくださいね。

サウナ・水風呂・休憩の3ステップがわかる図解イラスト

◼︎ 基本の入り方は「温冷休」の3ステップ

いわゆる“ととのう”体験をするには、以下の3ステップが基本になります。

STEP 1
サウナで温まる: 8〜12分ほど。熱すぎると感じたら早めに出てもOKです。
STEP 2
水風呂で冷やす: 15〜20℃の水に1〜2分。無理せず部分浴から始めても大丈夫。
STEP 3
外気浴で休む: 5〜10分の休憩タイム。深呼吸して心を整えましょう。
外気浴中の男性が椅子に座って深呼吸している写真
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最初は、私も軽い気持ちで1セットだけふらっと入ってみたんです。
それでも、じんわり温まって心も体もスッキリ。
無理に何セットもしなくても大丈夫。まずは1セットから、気軽に楽しんでみてくださいね。
― もりりん(YUASOBI温泉ライター)

“ととのう”とは、サウナ・水風呂・外気浴を繰り返したあとに訪れる 深いリラックス状態のこと。 頭がすっきりして、呼吸が整い、体が軽く感じられるようになります。

これは交感神経と副交感神経のバランスが整い、自律神経が安定することで生まれると言われています。 ストレスの軽減や睡眠の質の向上など、心にも体にもいいことづくめ。

うっとりした表情でリラックスしている人の上半身(背景ぼかし)

◼︎ 無理は禁物。「整いすぎ」に注意しよう

よく「3セットが理想」と言われますが、サウナに正解はありません。 回数や時間にこだわりすぎず、自分の体調と相談しながら入りましょう。

初心者は1セットでも十分リフレッシュできますし、“気持ちよさ”を基準にするのがコツです。

◼︎ よくある初心者の疑問Q&A

Q サウナでどう過ごせばいい?
A 静かに座るだけでOK。目を閉じて呼吸を意識すると落ち着きやすいです。
Q 水風呂が苦手です…
A 最初は手足だけ浸かってみて。慣れれば快感になります。
Q 整ってるかどうか分からない
A 「あ、気持ちいいな」が合図!人によって感じ方はさまざまです。
不安げにサウナ室の前で立ち止まる初心者風の人

◼︎ ベストな頻度ってどのくらい?

サウナの利用頻度は人によって違いますが、一般的には以下のような目安があります。

週1〜2回
初心者や忙しい人におすすめ。疲労回復やリフレッシュに最適です。
週3回以上
習慣化している方やサウナ好きの方に。心身のメンテナンスにも◎
毎日入るのは?
体調が良ければOK。ただし、水分補給と休息を忘れずに。
カレンダーに“サウナDAY”と書き込む手元のイラスト

◼︎ マイペースでととのうなら「貸切サウナ」がぴったり

周囲を気にせず自分のリズムで楽しみたいなら、貸切サウナ付きの家族風呂がおすすめです。

  • ✔ のぼせそうになったらすぐ出られる
  • ✔ 水分補給・タオル・着替えも自由に管理
  • ✔ 小さな子や年配の方も安心して使える
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そういえば、私のおじいちゃんもよく言ってたんです。
「まわりを気にしなくていいから、貸切サウナって落ち着くんだよな〜」って。
誰にも気をつかわずに、自分のペースでととのえるのが、やっぱりいちばん贅沢なのかもしれません。
― もりりん(YUASOBI温泉ライター)

◼︎ 貸切サウナはどう探す?

家族風呂専門の検索サイトや、“個室サウナ 温泉”といったキーワードで探すとスムーズです。 施設によっては、温度や湿度の調節ができるタイプもありますよ。

最近ではデザイン性の高い貸切サウナも増えており、見た目も快適さも妥協しない空間が人気です。

まとめ|自分らしく“ととのう”時間を

サウナは、「自分に合った入り方」でこそ真価を発揮します。1セットでも、3セットでも、自分が心地いいと思えることが大事。

貸切サウナなら、人目を気にせずリラックスした時間を過ごせます。 その日の気分に合わせた“ととのい方”で、自分らしいサウナ時間を見つけてみてくださいね。

湯上がり後に満足そうに微笑む人の写真(自然光で清潔感)