和水町の特徴と観光スポット
和水町(なごみまち)は、熊本県に位置する歴史と自然豊かな町で、観光地や温泉地が点在しています。
大河ドラマ「いだてん」で登場する金栗四三氏の出身地として有名です。
この記事では、和水町の特徴、観光地、温泉地にご紹介いたします。
和水町の特徴
和水町は、古代からの歴史が色濃く残るエリアとして知られており、特に三加和温泉郷は、古くから湯治場として親しまれています。
九州のほぼ中央に位置し、豊かな自然に囲まれたこの町は、リラックスしながら歴史探訪ができる魅力的なスポットです。
和水町の観光地
・江田船山古墳
和水町のシンボルともいえる江田船山古墳は、国の史跡に指定されており、ここでは5世紀に遡る歴史的遺産を体感できます。
この古墳から出土した銀象嵌装大刀(ぎんぞうがんそうたち)は国宝に指定されており、和水町を訪れる歴史好きには見逃せない観光スポットです。
・肥後民家村
和水町のもう一つの観光スポットは、伝統的な日本の農家建築が見られる肥後民家村です。
ここでは、江戸時代から明治時代にかけての古民家が保存・展示されており、日本の歴史的な暮らしを学べる場所として人気を集めています。
・和水江田川カヌー・キャンプ場
菊池川支流の江田川沿いにあるキャンプ場で初心者向けの講習もあるので、初めての方でも安心です。
ゆるやかな川の流れの中、菊池川上流まで4km約3時間のカヌーの旅を楽しむことができます。
周辺は、江田川水辺公園として整備されており子連れの方も安心して楽しめる人気スポットです。
・目の神様
戦国時代、肥前の竜造寺軍勢が神尾城を攻めた際、村人が負傷した竜造寺軍の武士・岩本を怖さのあまり惨殺してしまったそう。
それを後悔して、この地に村本氏を手厚く葬り、その後、小さなお堂が建てられたと言われています。
敷地内を流れる岩清水を飲むことで無病息災、家内安全にご利益があると信仰され、特に目の病に霊験あらたかな神様として祀られているパワースポットです。
和水町の温泉地
和水町の三加和温泉郷の泉質は、アルカリ性単純温泉。
ph値10前後と、九州でもトップクラスの高アルカリ性の温泉で、とろみのある肌ざわりが特徴です。
さらに、「メタケイ酸」という天然の保湿成分も多く含まれているため、湯上がりのしっとり感は翌朝まで続くと言われています。
とろっとしたテクスチャーにぬるめの温度がゆったりと長湯するのにぴったり!
リラックスしたひと時を過ごした後のお肌はスベスベで、温泉リゾートとして多くの人々が訪れます。
そんな〝美肌の湯〟を、貸切で贅沢に堪能できるのが、三加和温泉郷のいいところ。
各所温泉施設はそれぞれに個性豊かなラインナップで、何度訪れても新鮮な楽しみで迎えてくれます。
九州各所からアクセスしやすいため旅行帰りや旅行中、目的地への行きしなにフラっと立ち寄りやすいのも人気な理由の一つです。
まとめ
和水町は、歴史的な観光地や自然の豊かさ、そして全国には類を見ない強アルカリ性の温泉が融合した魅力的なエリアです。
江田船山古墳や肥後民家村、目の神様といった観光スポットを巡り、最後は三加和温泉郷で美肌を手にいれる。
ぜひ、次の旅行先に和水町を選び、その魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか?