お風呂スマホ、やっていいこと・ダメなこと全部まとめました

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スマホとお風呂の組み合わせは、今やリラックスタイムの新定番といってもいいかもしれません。 でも、ちょっと待って。ほんとにお風呂でスマホを使っても大丈夫?壊れたりしない? 防水って書いてあるし…と油断していませんか?
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防水って書いてあるけど、本当にお風呂で使って大丈夫なのか、ずっと気になってたんですよ。
― もりりん(YUASOBI温泉ライター)

湯気・水・温度差…実はスマホにとって過酷な場所

たしかに最近のスマートフォンは「防水」をうたっている機種がほとんど。でもそれって、“お風呂の中”でも安心ってことではないんです。 お風呂場は湿度90%を超えることもある高温多湿な場所。湯気がスマホの内部に入り込んで結露を起こしたり、温度差で部品が劣化したりすることもあります。 防水性能(IPX7やIPX8など)は「常温の水に静かに沈めたとき」の基準。つまり、お湯・蒸気・石けん水などは想定外。完全防水ではないんです。 結露や水滴で故障したスマートフォンのイメージ

壊さずに使うための5つの対策

それでも、「どうしてもお風呂でスマホを使いたい…!」という方に向けて、安全に楽しむためのポイントをまとめました。
【密閉ケースを使おう】
専用の防水ケースは二重ファスナー構造で密閉力が高く、タッチ操作もスムーズ。ジップロックを使うなら、口を二重に折って密閉性をアップ
【湯船の上に置かない】
うっかり滑ってお湯の中にドボン…なんてことも。吸盤付きスタンドや棚を使って、湯面から20cm以上離すと安心です。
【使用時間は15分以内を目安に】
長時間の使用は熱がこもりがち。動画1本見終えたらスマホもひと休みさせましょう。
【入浴後はすぐに水分を拭く】
柔らかい布で拭き、ケースも開けて乾燥。濡れたまま充電するのはNGです。
【防水性能をしっかり確認】
IPX7とIPX8の違いを理解し、説明書やメーカーサイトで耐水レベルを確認しましょう。
防水ケースに入れたスマホをお風呂の棚に置いて使っている様子
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ジップロックで十分かと思ってたけど、置き場所や時間も考えないとダメなんですね。
― もりりん(YUASOBI温泉ライター)

NG行動チェックリスト

知らずにやってると危ないかも?以下のような行動に心当たりがある人は要注意です。
  • ・スマホを充電しながら湯船に入っている
  • ・ジップロックを毎回使いまわしている
  • ・湯面のすぐ上にスマホを置いている
  • ・入浴剤がついたまま放置している
  • ・「防水だから大丈夫」と過信している
1つでも当てはまったら、すぐに見直しましょう。

実際に試してよかった環境とは?

筆者が最近利用した日帰りの貸切温泉では、洗い場にスマホ用のスタンドが設置されていました。湯船とは離れていて、換気もよく、30分間安心して使えました。 スマホを乾いた棚に置いたまま、音楽をかけたり、動画を流したり。 まわりを気にせず、すごく落ち着いて過ごせたのが印象的です。 こういう環境なら、「お風呂でスマホは危ない」という不安もなく、リラックスタイムをもっと楽しめます。

貸切風呂という選択肢

「もっと安全にスマホを使いたい」「人目を気にせず楽しみたい」——そんな人には、貸切風呂(個室温泉)がおすすめです。
  • ・湿気がこもらないよう換気されている
  • ・物を置く棚や台があって湯気に強い
  • ・自分のペースでスマホが使える
銭湯や大浴場ではなかなか難しい「お風呂スマホ」も、貸切風呂ならぐっと現実的になります。 貸切温泉でスマートフォンを使いながらリラックスしている様子
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まわりを気にせずスマホを使えるのは、やっぱり貸切ならではの安心感ですね。
― もりりん(YUASOBI温泉ライター)

安心と楽しさを両立するために

スマートフォンとお風呂、一見相性が悪そうに思えるけれど、使い方さえ間違えなければ、最高のくつろぎアイテムになります。 ポイントは、「濡らさない・熱をためない・正しく守る」。 それでも不安が残るなら、最初から安心できる環境を選ぶのがいちばん。プライベート空間の貸切風呂なら、スマホも自分も自由に過ごせます。 あなたも次のお休みは、安全で快適なスマホタイムを楽しめる貸切風呂に出かけてみては?